須々木由子の運営するSAX教室のご案内

レッスンのお申し込みはこちら

サックスのいろは

基礎練習編

タンギングについて

吹奏楽部の学生さんなんかに教えに行くと、たいていの子が苦手と言います。私も得意ではございません!!(汗)
シングルタンギング(トゥトゥトゥトゥ…)で四分音符=120くらいできれば大体困らないです。132くらいまでできればもっと困らない!タンギングは舌の長さとか骨格とかでかなり個人差があります。私の友達はシングルで四分音符=160くらいまできちゃう、ハイパー超人的な人もいました(笑)


○ステップその1.ます口でトゥトゥトゥトゥ…と軽く発音してみる。(人によってはタタタタタ、ルルルルルなどもあり)

○ステップその2.メトロノームに合わせて発音してみる。(四分音符=80くらい~120くらいまでの速さで、音価は16分音符で)


☆この時気をつけるのは、スピード感のある息が流れていること。息の流れに舌の動きをのせちゃう感じ。私的に息は颯爽と吹く風のイメージです。


○ステップその3.楽器で吹いても変わらず、タンギングできること。
サックス、オーボエ、クラなどは口の中にマッピが幾分か入ってしまう為、楽器なしの状態と楽器を吹く状態では違和感が生じてしまいます。
楽器なしの時にトゥトゥ・・・と発音すると舌の先が上顎?口の中の天井につくのがわかりますよね?
楽器が入ってくると、もちろん楽器に舌が当たる状態になります。なので、人の舌の長さによって、タンギングする位置も変わります。舌の真ん中の方でやる人もいれば、先の方の人もいれば。
私は先派ですが、すごく先っちょでもなく、正確にいえば、真ん中と先っちょの間くらい?楽器が入ってきている位置にそのまま自然に舌が当たってるという感じです。


タンギングというのは、舌がリードに触れ、リードの振動を“一瞬”止める為、音がさえぎられ区切られます。


☆キーワードは“一瞬”!
ついたらさっと元の位置に戻す。強くタンギングしすぎない。できるだけリードに触れる面積は小さく。


○ステップその4.テヌート・タンギング
テヌートとは音を十分に保つことです。これはタンギングの質を美しくするための初歩的な練習。
出来るだけゆっくり目の一定のテンポで、トゥートゥートゥートゥー・・・とする練習を。
まずは同じ音で。出来るようになったらドーシードーシーとかでも良いです。
☆注意することはまずロングトーンだと思って。そこにタンギングすることで一瞬仕切りができるだけです。
例えば…息の流れがベルトコンベア、タンギングがその上に等間隔に乗っかって運ばれていく物(できれば小さめのもの想像で)。
なので、一つ一つ息を入れ替えないように。


○ステップその5.スタッカートのタンギング
これはさっきのテヌートタンギングと違い、息をひとつずつフッフッフッフッフ・・・とスピード感を持って入れていきます。ひとつずつお腹を使って下さい。


☆スタッカートの時のタンギングは、音の形を整える為のものだと思って下さい!これがポイントです。


○話しは少しそれますが、音の立ち上がりや発音に関して。
「音の始めはタンギングしてハッキリと」ってよく言う方がいます(吹奏楽は多いかも)。それを求められ過ぎると変な癖がついてしまっている人を多く見かけます。それは音が出るときに『ットゥー』となったり『(ベチッ)トゥー』という、きついタンギングの音が聞こえた後に音が出るというパターン。ま、逆に『フトゥー』という息音が出て音がでるパターンもありますが。どちらにせよよろしくないのです。


…というのが、勘違いしないで頂きたいのですが、音は息で出ます!タンギングで出るのではないのです。
ロングトーンを練習する時に限らず、音を出す時は発音(音の出だし)に気をつけてみてください。
☆練習方法としては息だけで出す・タンギングを用いて出す。この二つで差がほぼ出ないように。


※キーワードは“タンギングは音の形を整えるもの”


とまぁ、こんな感じで練習していくうちに舌の力加減や場所がわかってくると良いですね。
速く出来ない時は、息のスピード感が足りていない時、舌に力が入っている時、アンブシュアに力が入っている時などが挙げられます。
颯爽にいきましょう♪


上級者というか、さらに速いタンギングがしたい時は、ダブルタンギング(トゥクトゥクトゥク・・・・)を習得することです。


音階練習でタンギングを用いるとこれまた練習になりますよ~。

copyright © 2012-2016 YUKO SUSUKI All rights reserved. Supported Studio-sugu